テニスのストロークを打つときの主なスタンスは3つで、足を交差させるクローズドスタンス、打ちたい方向に踏み込むスクエアスタンス、足を横に開くオープンスタンスがあります。

このスタンスによって腰の回しやすさや体重が乗る方向が変わるのでボールの質に影響してきます。最近では雑誌によって勧めてくるスタンスが違うので混乱してしまう方も多いことでしょう。

今回はそういった悩みを解消するために基本にすべきスタンスとその理由を説明させてもらいたいと思います。まずはそれぞれのスタンスの紹介です。

クローズドスタンスは一昔前

まず最初に紹介するのはクローズドスタンスです。クローズドスタンスというのは軸足と踏み込み足が交差するようにして踏み込むものです。

このスタンスは今ではあまり見られておらず昔のスタンスですね。昔はスライスがメインで身体が開かないようにしながら体重を乗せることが多かったので良かったですが、今はスピンが主流であり、この踏み込み方をしてしまうと腰が回らずにひねり戻しが使いにくいです。

スライスやフラットを打つときは今でも使って良いと思いますが、しっかりラリーするにはスピンで安定したボールを打たなければいけないのでこのスタンスを基本にして練習することはお勧めできません

プロに多いオープンスタンス

次に紹介するのはプロの選手が多く使っているオープンスタンスです。このスタンスは踏み込まずに足をやや横にセットして身体のひねり戻しをフルに使って打ちます。

身体のひねり戻しは使えますが、筋力が必要であり体重移動をあまりしないのでエネルギーが必要です

スクールによってはこのスタンスから覚えさせるスクールもありますが私はあまりお勧めできません。体重移動が使えないですし身体も開きやすく、このスタンスはほかのスタンスと比べると動く量が一歩分少ないのでフットワークをさぼりがちです。

ジュニアでオープンを基本にしている選手の多くが足があまり動かず、ラリー練習は上手いが試合になって全面動くと安定しないという症状がみられます。

 

このスタンスはスピンがかけやすかったり、ディフェンスするときに便利なので使えるようにしたいですが、試合に勝ちたいのであれば多用しない方が良いでしょう。

 

打ちたい方向に踏み込むスクエアスタンス

最後に紹介するのはスクエアスタンスです。このスクエアスタンスは打ちたい方向に踏み込むようにして打ちます。ストレートに打ちたいならまっすぐに、クロスに打ちたいならクロス方向に踏み込むことで狙った方向に体重が乗るようになりノビのあるボールが打てます。

フォロースルーも狙った方向に出やすいスタンスなのでコントロールがしやすく深いボールも安定して入れやすいです。

また、クローズドスタンスと違い逆クロスに打つとき以外は足が交差することがないのでひねり戻しもしっかり使うことが出来るので、基本にするならスクエアスタンスでしょう。

 

実際スクールでもスクエアスタンスから教えているとこが多くプロの選手も練習中はこのスタンスになっていることが多いです

 

まずはスクエア、オープンはその後

以上三つのスタンスを紹介させてもらいましたが結論としては最初はスクエアスタンスその後にオープンスタンスを覚えるというのが一番良いでしょう。

スクエアスタンスで全て打てたら一番良いですが試合ではそういうわけにもいかないので勝つためにはオープンスタンスも必要になってくるでしょう。

しかしオープンは守備的なスタンスなので、このスタンスになったときは無理せずコントロールして、打ちにいきたいときはスクエアスタンスで打つようにすることを勧めます。

 

 

場面や打ちたいボールに合わせた適切なスタンスを覚えることで安定したプレーになっているのでこの記事を参考にして練習して頂ければと思います。

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